ガサラキ

 ようやく最後まで見ました。
 メカヲタとしては、かなり萌えポイントが多い作品だったけど、オカルト部分が蛇足に感じた。人型ロボットのリアル性の追及はかなり力はいってたと思うし、TA(人型ロボット)の戦闘シーンは萌えポイントが高かったが、オカルトな部分はTAの設定ほどリアル性を追求して無いように感じた。単なる古代日本と近未来日本をリンクさせたかっただけなんじゃないかと、(ry
 確かに、主人公が主人公である条件としてオカルトな設定は肝だったかもしれないが、オカルト部分は情報を小出しにして、受けて側の想像にゆだねたほうがよかったかも。って、さらにエヴァっぽくなるけどw
 ようはバランスの問題かなぁ。もっとTAを前面に出すか、TAがらみの話を少なくして*1、オカルト部分中心にするとか。あとは、いっそのことクーデターやアメリカとの情報、経済戦争を核として、その他はほとんど語られないとか。そこまですると、TVで放映するアニメとしてきついかもしれんけどw
 あと、最後のTA同士の戦闘シーンがロボットアニメとしてのクライマックスだったんだが、場面の展開がリアルタイム的過ぎて、脳が楽しむ前に一瞬で終わってしまったと言う感じ。
 ここまで作りこんだTAの世界観で、「敵パイロットと会話しながら戦闘」なんてことしたら、台無しだと思うけど、もうちょい、非リアルタイム的な間や、もっとパイロットの独白を増やすとか、スローモーション入れるとか、エンターテイメント性を追求したほうがよかったのではないかと。
評価C+

*1:ロボットアニメにしては充分少なかったが