さようなら、MD1300

我が家にひっそりと置かれていた自慢のプリンター、MD-1300が今日嫁ぎにいきました。

べつに壊れたわけじゃないです。売ったわけでもないです。

自慢のプリンターです。良さを語れと言えば、1時間は語れます。

でも、家にあってもほこりを被るだけで、おいらの所有欲を満たすだけなんです。パソオタが趣味で動体保存しているだけなら、モデラーの人にガンガン使ってもらった方が幸せだろうと思い送り出しました。
このプリンターはモデラーの人が使ってこそのプリンター。
10年前のプリンターですが、用途を限ってみれば、これに変わるのは上位機種しかないです。

先日、テストプリントしたところ、綺麗な出力をしました。

ちょっとだけ良さを語らせて貰うと、昇華型プリンターなのですが、インクがカードリッジなのを最大限に生かして、指定の色だけで印刷をする特色印刷が可能なところ。
フツーのプリンタですと、色は3色なり7色なりの点の集合で色を見せているわけで原理的にツブツブです。このプリンターは、セットしたカードリッジの色をそのまま出してくれるので色を指定しても非常にシャープに印刷できます。ものすごい細かい字とかも印刷できたりします。600dpiですが、特色モードで刷った場合、今の技術のインクジェットよりも綺麗です。
また、特色にメタリック系(金など)と白があるのも他の追随をゆるしません。

とにかく、愛している機械です。

とっておいた箱に貼ってある伝票を見たら02年でした。
当時たしかヤフオクで15000円ぐらい。
Win2000ドライバも有償で買いました。

「古ければよい」とは対極のパソコン業界ですが、コイツはこれからが本番です。

あー、娘を嫁にやるオヤジのスピーチでしたw