ママは小学4年生

くみ

 スカパーでやってた、「ママは小学4年生」のレビューです。
 素直に良作と言える作品でした。
 4クール(51話)ものだったので、中だるみは感じましたが、十分に許容範囲でした。
 話のポイントは、もちろん、小学4年生のなつみがみらいちゃんを育てる話しなんですが、もう一つのポイントというか軸は大介ですね。
 なつみの旦那になるっていうオチもあるんですが、それとは別に、16、17話であった、“なつみが両親がいるロンドンに行くかもしれない"という、ある意味クライマックスで大きい役割をしています。
 なつみの「わたしがみらいちゃんを心配するように、自分の両親も私を心配しているんだ」(要約*1)というセリフにぐっときました。
 そうしてロンドン行きを決意したなつみ。それ対して、大介の母親が離婚して出て行ったというトラウマがフラッシュバックし、母親(なつみ)とみらいが離れてほしくないという思いで、大介はなつみを引き留めます。
 そのへんの作りが秀逸でものすごく印象に残る作品になりました。
評価 B+
タイトルリスト(http://www.geocities.co.jp/Playtown/3064/Mama4.htm

*1:つまりうろ覚え