いろいろデカイ出来事があった気がする日

今日は通院日。
島の市民病院では医師が派遣されているため、半年ごとに交代する。去年秋に「半年でかわる精神科医に病状を説明するのは時間の無駄だ。処方箋だけ書いてくれればいい」と半分マジギレ、半分挑発でけしかけていたんだけど、前回の通院日に、「処方箋を初診から読み返したい。ゆっくり話を聞きたいから12時以降に来てくれ(本来の受付は11時まで)」と言われ、良い意味で挑発に乗ってきたなら、質問には何でも答えようと、ノートパソコンを持ち込み<実質日記5年分
まず、「あと、3カ月のうちに、薬の調整とかできるのですか?」「なぜ、時間をとってまで診察する気になった?」と逆に質問。
薬の切り替えについては、「1週間に1回の通院にして(いまは2週に1回)へらせば1カ月で切り替えられる」との回答。
なぜ時間をとったのかとの問いには「このまま3カ月間なにもしないのは怠慢だと思いましたから」との答え。
満足いく答えではなかったけど、拒否反応起こすことでもなかった。挑発した自分に真面目に取り組もうというのは多少なりともわかったので、いわゆる、腹を割ってはなす事に。

ほぼ時間外の診察で後ろがつかえていないってのもあって、話をしながら病状を整理する。
・自分は反応性の鬱だということ
・「今は調子がよいが、些細なきっかけで再発する危険性がある」との自分の分析に肯定だった。
そんな感じで2時間。
普通はあり得ない長時間。
挑発した意味があったかも。

んで、読み返したというカルテはワープロ打ちを貼り付けていたので、
「データでくれ」
と、交渉。しばらく悩んだのち、「異例です」といわれデータで貰う。
まあ、データで貰った以上、こっちの日記と照らし合わせて、多くを語らなかった時期や、1年ちょい福岡の病院にかかっていたときの話をまとめて渡そうと思う。

こっちの手の内を見せるという意味で、なんで挑発したのかを
「長期間勤務する医者が居て欲しい」
と説明すると
「現実的には無理です」
という答えが。
まあ、予想の範囲内で「全国的に医者不足で医療崩壊と言われて居るぐらいです」ってな説明。
しかし、まあ、病院の人事を握る側にそこで諦めて欲しくないので、「確率は低いかもしれないが、島出身者をさがしたり、無村医のような所でやる勢いがあるヤツがいるかもしれない」と告げる。
「自分は、患者としてのクレーム、現場の医師としての進言をひきだすために挑発した」と打ち明ける。そこまで手の内明かさなくていいかもって気もしたが。

診断書(の一部)をデータで貰ったという時点で、これ以上、今の担当医ができることは全てやって貰ったと思ったので、最後らへんに
「減薬期間はいりません。だって、寝る前の薬以外は飲んでないから」
と、カミングアウトwww
たぶん吉本新喜劇だとずっこけるぐらい呆れられるw
「いつから?」
の問いに
リーマス血中濃度、毎月調べているでしょ? あれが低くなった時点。」
と意地が悪い答え方をする。(勤務期間が長かったら見破れたでしょ? 的に)

さすがにどっと疲れたみたいで、「今回はとりあえず前回と同じ処方で出しておきます。次回薬を整理します」との話w

ちなみに、自分が腹を割って話す気になったキッカケは、前回の通院日、自分が持っていたPSPを差して「それDSですか?」と素でぼけたことを言われたこと。自分より年下ぐらいのまだ若者と言えるぐらいの医者なのに。
「あー、この人は学術的な勉強しかしてないんだ」って思ったら、なんか、すげーおかしくなっちゃって、話す気になった。っていうすごい些細なこと。

しかし、逆説的に、「ここまで来るのに3カ月かかった」という話になり、そして、あと3カ月で任期が切れる。精神病の医師がころころ変わることの無意味さを証明した所でもある。

精神病についてガチに語るというのは、半年に1回のペースは無理ですってwww

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ギガティバの件とか楽天出店とか仲の良い肉屋の弟がやっている牧場の牛が、九州の和牛コンテストで金賞をとった。
つうか、島の壱岐牛が、金、銀、銅をとった。
http://www.fk-meat.co.jp/news/081208.html
これをいかに宣伝するかと考えたとき、キャッチコピーをつけて華々しく飾るより、「壱岐牛のことが世界で一番くわしいwebを作ればいいじゃん」という自分内の結論。
楽天出店の時から、言っていたことではあるけど、
壱岐牛の肥育がはじまってから今回の金賞までを客観的に書くと面白い資料になるんじゃないかと。
で、お店の宣伝はおまけリンク程度がかえっていいんじゃないかと。

そのことを話し、「スポンサーは“うめしま”(肉屋の名前)だが、うめしま以外もほめる」という話を納得してもらった。
次の段階として、牧場をやっている弟に同じ話をして共感をもらい、さらに一緒に農協の畜産部に「一企業のためのページではなく、客観的に壱岐牛を評価するページを作りたい」と、取材協力の申し込みに行く予定。さらには県の普及センターにもインタビューに行く予定。
ここまできたら、目指すは黒毛和牛で一番詳しいページ。
マジで、繁殖農家と肥育農家をわかりやすく説明するぐらいからはじめないとすごさが分かりにくい話なので。