娘の卒園式

 今日は娘の保育所の卒園式。ターンエーが放送されていた年(1999年)に生まれた娘はもう4歳。子どもの成長の通過点と考えれば、めでたい日なのだが、自分の考えや社会的立場を考えると単純には「おめでたい」とは思えない。詳しく書くと、長くなるしアレなので端折りますが、端的に言えば、娘は4月から幼稚園に行くのですが、ここの幼稚園が昼までのため、共働きの我が家の娘は、幼稚園が終わったあとに保育所にいくのです。
 そして、卒園式で感じたのは、島の現実のつらさでした。A君という、知的な障害を持った男の子がいます。彼の挙動は1歳〜2歳児のような感じでした。彼は、娘より2歳年上ですが、娘と同じクラスで過ごしました。娘にとってその経験は貴重な経験だったと思っています。そのA君も、保育所を卒園です。彼は4月から養護学校です。養護学校は島にはありません。島から2、3時間かかる養護学校に行かねばならぬのです。